秋の夜長に出会う、光と癒しの風景。
秋の夜長に、灯りと出会う旅へ。
少しずつ日が暮れるのが早くなり、空気が澄んでくる秋の夜。この季節ならではの灯りに会いに、大分を旅してみませんか?今回は、DIG OITAのメンバーやアンバサダーが心奪われた、幻想的な光景をご紹介します。静かに揺れる竹あかり、紅葉を照らすライトアップ、水面に映る紅と影──。忙しい日々のなか、そっと深呼吸したくなるような「光の風景」が、ここにあります。
竹田市/竹楽
竹の灯、十六羅漢を照らす夜。
DIGメンバー・kiyotaka_iwaさんがとらえたのは、竹田の夜を彩る「竹楽」の一景。「十六羅漢」のまわりに灯る無数の竹あかりが、山里に静かな祈りをもたらします。鉄塔の灯りさえも景色の一部となり、まち全体がやさしい光に包まれるような時間。静けさに満ちた一夜、竹のぬくもりが心に沁み入る一枚です。今年は11月21日(金)・22日(土)に開催予定のようです。
日田市/千年あかり
歴史のまちを照らす、千の灯。
白壁の町家が残る日田・豆田町を、約3万本の竹灯籠が包み込む「千年あかり」。今年は11月7日(金)〜9日(日)の開催が決定しています。DIGサポーター・oita_ijuさんが切り取ったのは、時代を超えてよみがえるかのような光景。灯りが歴史と人々の記憶をそっと浮かび上がらせ、まちは“生きる物語”に。秋の夜に広がる幻想の世界です。
臼杵市/竹宵
灯りが描く、古都・臼杵の夜。
国宝・臼杵石仏と古い町並みが、竹灯籠のあかりでやわらかく照らされる「うすき竹宵」。DIGメンバー・kuniyoshimachidaさんは、石畳を流れるような灯りの道を歩きながら、どこか懐かしくてあたたかい一瞬をシャッターにおさめました。光に包まれるまちの静けさが、心の奥にそっと灯りをともしてくれます。今年は11月1日(土)・2日(日)開催となっています。
日田市/溪石園ライトアップ
光と紅葉が溶け合う、夜の庭。
DIGメンバー・bunta_photo_さんが訪れたのは、日田の隠れた紅葉名所「溪石園」。池に映る紅葉とライトアップが重なり合い、自然と光が織りなす繊細なコントラストにうっとり。静かな園内を歩けば、足音さえも美しい景色の一部のように感じられます。「次は見頃の夜にもう一度」と語るその余韻が、秋の深まりを伝えてくれました。今年は11月1日(土)~12月1日(月)の17時~21時の間にライトアップされるようです!
豊後大野市/用作公園
紅と光が重なる、水鏡の魔法。
アンバサダーのkanaさんが心を奪われたのは、紅葉名所「用作公園」の夜。湖面に紅葉と光が映る幻想的なシーンは、まるで秋が描いた一枚の絵のよう。夜の冷気のなか、赤く照らされたもみじがゆらめき、風景全体が静かに息づいています。今年のライトアップは11月3日(月・祝)~24日(月・祝)に開催され、期間中は夜神楽のイベント、草もちなどの販売も行われます。
夜が深まるごとに、やすらぎに灯がともる。
秋の夜、大分のまちにそっと灯る、やさしいあかり。DIGメンバーやアンバサダーが見つけたのは、光と静けさが重なる風景。竹あかりのゆらめき、紅葉のライトアップ、水辺に映る季節の色──。今年の秋は、あなたも光に癒される旅へ出かけてみませんか。